入倉康ジュエリー工房
『 徳川美術館に収蔵されている刀の目貫を目にした際、造形美は勿論のこと細部まで行き届いた巧緻な細工、装飾の見事さ、技術の高さに圧倒されながら、ものづくりはやはりこうでなければと感嘆したものです。
工房で手掛ける楽器をモチーフにしたジュエリーは、楽器の持つ全体の雰囲気をジュエリーという極小さなアイテムの中に表現したものです。ヴァイオリンの流麗な美しさとともに性質をまで再現した作品は、実物と同様に中が空洞になっています。弦の強度の問題がありますから、やってもらっては困るのですが、実際に爪弾けば音が出ます。
「他の人に真似のできないことをやりたい」そう考える過程で生まれ出でた作品といえます。 』




