About当工房について

一つひとつを大切につくる

1919年(大正8年)に創業した「入倉康ジュエリー工房」は、指輪、帯留め、かんざし等の制作から始まり、現在はブライダルジュエリーを中心としたオリジナルジュエリーを制作する工房として、吉祥寺と北鎌倉に店舗を構えます。
「現代の名工」として表彰され、その後黄綬褒章を受章した二代目・入倉康が確立した「ロストワックス鋳造技法」により、繊細で美しいデザインのジュエリー制作が可能となりました。その技術力と緻密な造形美は「一つひとつを大切につくる」という当工房の想いとともに、今もしっかりと受け継がれています。
お客様のご要望を伺い、お客様と一緒につくりあげる当工房のオリジナルジュエリー。年月を経ても色褪せることなく、美しく上質なジュエリーとして輝き続けることが私たちの願いです。

なまずの婚約指輪

1989年(平成元年)。秋篠宮皇嗣殿下と紀子様の婚約指輪の制作を担当させていただきました。殿下が日頃研究しておられるナマズをモチーフにしたデザインは、紀子様がデザイナーと相談し、考えられたものです。

※吉祥寺店舗にて「ナマズの婚約指輪」をオマージュし制作した3点のベビーリングをご覧いただけます。

会社概要

称号
有限会社ジェントル・シー
代表取締役
入倉 弘雅
設立
平成18年3月
事業内容
オーダーメイドを中心としたオリジナルジュエリーの企画・製作、及び販売
所在地
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-15-22-101
電話番号
0422-20-0185
E-mail
gentlesea@irikura-at.co.jp
沿革
1919年  初代入倉保五郎が浅草にて開業。
1961年  初代入倉保五郎が埼玉貴金属エ芸品工業協同組合を設立し、初代理事長となる。
1966年  二代目入倉康が代表に就任。
1978年  入倉康が埼玉貴金属工芸品エ業協同組合の理事長に就任。
1988年  入倉康が財団法人日本ジュエリー協会理事に就任。
2006年  新規事業開発のため有限会社ジェントル・シーを設立。
2008年  初の本格店舗「入倉康ジュエリー工房 吉祥寺」をオープン。
2021年  入倉康の引退に伴い、新たな職人集団としての体制に移行。

代表紹介

入倉 康(1934年〜2021年)

プロフィール

初代入倉保五郎の次男として浅草に生まれる。
貴金属加工へのあくなき探究心からキャスティング(鋳造)技術を海外からいちはやく取り入れ、ワックスを彫刻することにより精緻な装飾を実現する「ロストワックス鋳造技法」を確立しました。
1966年(昭和41年)パラ貴金属工芸株式会社・代表取締役を先代より引き継ぎ、その後、埼玉貴金属工芸品協同組合理事長、日宝連理事、日本ジュエリー協会理事・参与などを歴任。
熟練の技術と造型的美しさを追求する姿勢が評価され、1998年(平成10年)「卓越技能者(現代の名工)」として表彰されたのち、2001年(平成13年)には黄綬褒章を受章。

来店のご予約 お問い合わせ・資料請求